『 "鬼の幸"開発してみた！ 』シリーズについて
国東半島は、六郷満山1300年の歴史と、海と山に囲まれた美しい景観が自慢の半島です。国東半島でとれる様々な特産品の中には、本当に良い素材が多数あり、日本遺産くにさきの事業ではそれらを使った特産品を開発する事業に取り組んでいます。完成した特産品は「厳選特産品 鬼の幸」として、国東半島のお土産品にしたり、飲食店で提供できたりするようにします。
PRODUCT1：鬼の郷のしあわせもちもちそば粉ガレット
西日本有数のそば処・大分県豊後高田市。栽培面積が広いだけでなく、そば道場で修業した職人さんが認定店で「挽きたて・打ちたて・茹でたて」の３たてのそばを提供しています。
今回はそんな豊後高田市で、フランスのそば料理「ガレット」に挑戦するもの。国東半島の海の幸・山の幸とガレットの相性がとても良いことと、キャンプで焼くなどアウトドアでの利用も可能ということで、豊後高田市のそばを更にいろいろなシーンで楽しんでもらえるように開発を企画しました。特に、少し日常から離れたリトリート（休息）のシーンで、自分への癒し（ココロもカラダも）として食べてもらいたいと願って、開発を進めていきました。
豊後高田市のそばについて調べてみると、栽培時農薬不使用であること、春と秋の２回に多くの収穫があって２回新そばが本格的に楽しめる地域はかなり珍しいことなど、豊後高田そばの特長が改めて分かり、やはりそばの香りにこだわった商品にしたいという目標が立ちました。
ガレット粉の配合率については、東京六本木のPeace Kitchen TOKYOの比嘉康洋シェフに監修いただきました。今回、ガレット粉を小売でも販売し、アウトドアでも使用できるようにしたいという事から、何度もガレットを焼いて、豊後高田そばの特徴を研究していただき、生地を寝かせる時間などを調整して、家庭やキャンプでもしっかりと焼くことができる商品となりました。
また、普通のガレット粉にない特徴をということで、韃靼そばを配合しました。韃靼そばは香りも強いそばですが、渋味や苦味も強く、扱いづらい部分もありますが、今回はカラダにやさしい甜菜糖を使って味を調えていきました。すると、通常のそば粉を使ったガレット粉よりも、とても香り高く、美味しいガレット粉に仕上がりました。更に、韃靼そばには血管を若返らせるというルチンが豊富に含まれており、韃靼そばをブレンドした本製品も１袋あたりのルチン含有量は343mg（分析値）にもなります。
さて、完成したガレット粉を新鮮な状態でお届けするため、日本遺産くにさきのネットショップKUNISAKI PEAKS OniLINEで注文があった後に、ガレット粉を挽いて提供する方式を採用しました。注文から１週間程度お待たせすることもありますが、豊後高田そばの売りでもある「挽きたて」を守った商品となりました。
豊後高田市のそば畑（イメージ）
豊後高田そば（イメージ）
美味しいガレットの焼き方（パッケージにも記載しています）
①ボールにガレットミックスと卵を入れて、水を少しずつ入れながらダマにならないようによく混ぜ合わせて、冷蔵庫で１時間寝かせます。
生地を寝かせることで、ガレット粉の粒子同士がくっついて焼きやすくなります。
②テフロンフライパンでバターを熱して、ガレット生地を薄くクレープ状に伸ばして焼きます。
最後に蒸し焼きにするので、片面焼きでOKです！
③生地の上にお好みでチーズ、ベーコン、卵などを乗せて蓋をして、蒸し焼きにして完成です。
少し大きな具材を入れたいときには、先に火を通しているとBESTです！
調理の例
国東半島の食材では、海の幸（タコや白身魚）をあらかじめバターで炒めてからのせてみたり、畑で獲れた野菜や果物をのせてみるのもGOODです！
国東産タコをのせています。
野菜や果物をのせてもＧｏｏｄ！
パッケージについて
今回、ガレット粉を販売する際のパッケージもこだわってデザインしていただきました。
日常から離れたリトリート（休息）のシーンで食べてもらいたいことから、「リトリートタイム・リトリートフード」のロゴを制作し、鬼が棲む美しい自然の山々とそばの花が咲く豊後高田市を描いていただきました。実は鬼の左右の輪郭を見ていただくと、音楽の休みの記号「四分休符」になっています。また、背景には、そばの葉のデザインをあしらっており、まさにそば尽くしのデザインになっています。
パッケージ 表面
パッケージ 裏面
オンラインショップでもご購入いただけます！
そば粉ガレットは下記のリンク先からご購入いただけます。