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モデルコース

初詣モデルコースA 八幡神社めぐり

2019年ももう終わり。新年を気持ちよく迎えるため、国東半島に初詣はいかがでしょうか?

国東半島は宇佐の八幡大神が「仁聞菩薩」に姿を変えて、仏教の修行を積み、28の谷にそれぞれ寺院を創建し、それが六郷満山となったとされています。

国東半島の神社も宇佐神宮に強い影響を受けており、古代に創建された「別宮(べつぐう)」も存在し、宇佐神宮にお参りをするのと同様のご利益があるとされてきました。

八幡神社のご利益は、必勝祈願にはじまり、良縁、安産、商売繁盛、旅行安全、無病息災、厄除けなどなど、多岐にわたっています。

宇佐神宮にゆかりの神社をめぐることで、新しい1年のご多幸を祈ってはいかがでしょうか?

標準見学時間は4時間30分です。

 

 

宇佐神宮 1時間

全国44,000社とも言われる八幡神社の総本社。
壮麗な朱塗りの拝殿は神仏習合の影響を強く受けた回廊式のもの。
その奥に見える本殿は国宝に指定されています。
初詣の参拝者は大分県でも群を抜いて多い定番の神社です。2礼4拍手1礼なのもお忘れなく。

20分

若宮八幡神社 20分

豊後高田市の中心部に鎮座する宇佐神宮の別宮の1つ(来縄郷)。
中世には若宮八幡神社のための荘園「小野荘」が拓かれていました(現在の本町付近を中心に)。
祭神は、宇佐大神の子でもある大鷦鷯尊(おおささぎのみこと)をはじめ4柱。
本殿はすらりと縦に長い姿をしており、唐破風付きの檜皮葺の屋根が美しいです(県指定有形文化財)。
正月の行事として豊漁と船の安全を祈願するホーランエンヤも著名です。

詳細リンクは豊後高田市観光協会HPです(外部リンク)。

25分

別宮八幡神社 20分

香々地小学校の隣に鎮座する伊美郷の別宮の1社。
祭神は宇佐神宮の三神。六角形の親柱などに八幡様式の装飾がみられる石橋「潮観橋(しおみばし・県指定有形文化財)」が著名です。
建築も荘厳で美しく、特に明治時代築の二重門には縁起物の彫刻が多数彫られており、見どころも多くあります。

詳細リンクは豊後高田市観光協会HPです(外部リンク)。

15分

伊美八幡別宮社 20分

国東市の伊美(伊美郷)に鎮座する別宮の1社。
祭神は宇佐神宮の三神。社伝には石清水から分霊し、途中で山口県祝島に漂着、五穀を島民に授け、
島を豊かにしたという話が残っており、現在も4年に1度ご神体を祝島まで遷座したお祭りを行っています。
境内には国東半島最大の国東塔があり、見どころの1つになっています(県指定有形文化財)。

30分

櫻八幡神社 20分

国東郷の別宮として創建されたと言われている当社の歴史は、埋蔵文化財からも確かめることができ、
周辺からはかなり古い土器や瓦が出土しています。
祭神は宇佐神宮の三神です。

20分

奈多八幡宮 20分

最後は杵築市の奈多八幡神社へ。祭神はやはり宇佐神宮の三神。
宇佐大神らが僧の姿をした場面をあらわした「木造僧形八幡神坐像(国の重要文化財)」が著名です。
宇佐神宮で6年毎に行われた「行幸会」の終着点としても知られ、このコース締めくくるにふさわしい神社ですね。